外為サマリー:午後3時 円安進行、対ユーロでは4月27日以来の107円台
30日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=82円38~40銭と前日午後5時時点に比べて20銭程度の円安・ドル高、また対ユーロでは1ユーロ=107円09~11銭と同55銭程度の円安に振れ、4月27日以来の107円台をつけている。
11月中旬以降は対ドル、対ユーロとも円安基調を強めていたが、きょうはユーロ主導で円安が進行した。ユーロはドルに対しても強く、1ユーロ=1.3006ドルまで買われるなど1.30台に乗せている。ここ最近は米国の「財政の崖」の問題や欧州債務問題に対する不安心理がいずれも後退していることや、10月の日本の貿易収支が4カ月連続の赤字となるなどファンダメンタルズ面から円安トレンドを支持する環境にある。
ただ、きょうは10時過ぎあたりから急速に動意しユーロが買われる展開となったが、その目先的な背景については確固たる理由が見つからず「月末のポジション調整に絡む特殊要因」(市場筋)という見方などが支配的だった。朝方発表された10月の鉱工業生産指数は事前の市場予測に反し前月比1.8%の上昇となったが、「日本の経済指標は直接、為替市場の動向に影響を与えにくい」(準大手証券調査部)とのコンセンサスから、あまり材料視されなかった。
11月中旬以降は対ドル、対ユーロとも円安基調を強めていたが、きょうはユーロ主導で円安が進行した。ユーロはドルに対しても強く、1ユーロ=1.3006ドルまで買われるなど1.30台に乗せている。ここ最近は米国の「財政の崖」の問題や欧州債務問題に対する不安心理がいずれも後退していることや、10月の日本の貿易収支が4カ月連続の赤字となるなどファンダメンタルズ面から円安トレンドを支持する環境にある。
ただ、きょうは10時過ぎあたりから急速に動意しユーロが買われる展開となったが、その目先的な背景については確固たる理由が見つからず「月末のポジション調整に絡む特殊要因」(市場筋)という見方などが支配的だった。朝方発表された10月の鉱工業生産指数は事前の市場予測に反し前月比1.8%の上昇となったが、「日本の経済指標は直接、為替市場の動向に影響を与えにくい」(準大手証券調査部)とのコンセンサスから、あまり材料視されなかった。
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