外為サマリー: 1ドル82円10銭前後でのもみ合い、ネット党首討論会に関心
29日の東京外国為替市場の円相場は、対ドル・ユーロともに反落した。午後3時時点では、前日午後5時時点に比べ28銭の円安・ドル高となる1ドル=82円14~15銭前後で推移。対ユーロでは、同63銭の円安・ユーロ高の106円41~45銭と下落した。朝方に安倍自民党総裁が「2%の物価目標に達するまで無制限の金融緩和をする」と発言したことを受け、円安の流れが強まり1ドル=82円22銭まで下落した。ただ、その後は円の買い戻しも入り82円10銭前後での横ばいが続いた。市場では、この日の夜に開催されるインターネットを通じた党首討論会での野田総理と安倍自民党総裁による発言内容が注目されている。ユーロ・ドル相場は同0.0026ドルのドル安・ユーロ高となる1ユーロ=1.2948~49ドル近辺で推移している
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