午前:債券サマリー 先物は反発、米債券高が下支え
22日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は反発した。前日の米国市場で長期債価格が上昇(長期金利は低下)したことが円債相場を支援した。一方、40年債入札の結果に対する警戒感もあって、先物の上値を圧迫した。
米国市場では米連邦準備制度理事会(FRB)高官から、早期の利下げに対して慎重な見方を示す発言が相次いだ。市場の利下げ観測に冷や水を浴びせる格好となったが、債券市場では持ち高調整目的の買いが優勢となり、米長期金利は低下した。
国内では財務省が22日、40年債入札を通告した。第17回債の新規発行で、発行予定額は7000億円程度。利回り競争入札によるダッチ方式で行われる。日銀の金融政策を巡り、利上げ観測がくすぶるなか、入札結果が低調となるリスクが意識され、超長期債を中心に売り圧力が強まる場面があった。
先物6月限は前営業日比4銭高の143円76銭で午前の取引を終えた。現物債市場で、新発10年債利回り(長期金利)は一時0.985%に上昇。足もとでは0.980%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
米国市場では米連邦準備制度理事会(FRB)高官から、早期の利下げに対して慎重な見方を示す発言が相次いだ。市場の利下げ観測に冷や水を浴びせる格好となったが、債券市場では持ち高調整目的の買いが優勢となり、米長期金利は低下した。
国内では財務省が22日、40年債入札を通告した。第17回債の新規発行で、発行予定額は7000億円程度。利回り競争入札によるダッチ方式で行われる。日銀の金融政策を巡り、利上げ観測がくすぶるなか、入札結果が低調となるリスクが意識され、超長期債を中心に売り圧力が強まる場面があった。
先物6月限は前営業日比4銭高の143円76銭で午前の取引を終えた。現物債市場で、新発10年債利回り(長期金利)は一時0.985%に上昇。足もとでは0.980%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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