日経VI:上昇、株価上昇も警戒感は緩和せず
配信元:フィスコ
投稿:2024/05/20 16:05
*16:05JST 日経VI:上昇、株価上昇も警戒感は緩和せず
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は20日、前日比+0.43(上昇率2.56%)の17.22と上昇した。なお、高値は17.70、安値は16.96。今日の東京市場は取引開始時点では売り買いが交錯したが、取引開始後は買いが優勢の展開となり、午前の時間帯は日経225先物は大幅に上昇する動きとなった。しかし、市場では、特に目立った買い材料が見当たらないことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩和しなかった。むしろ、今週は日本株に影響の大きい米半導体のエヌビディアが2-4月期決算を発表することから、これに対する警戒感が意識され、今日の日経VIは終日、先週末の水準を上回って推移した。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
<SK>
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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