来週の為替相場見通し=ドル円相場の上値は限定的か
来週のドル円相場は、堅調な地合いを維持しながらも上値は限定的となりそうだ。予想レンジは1ドル=154円50銭~157円00銭。
米連邦準備理事会(FRB)高官が相次いで早期利下げに慎重な姿勢を示しており、「当面は日米金利差が開いた状態が続く」との見方が根強いことからドル高・円安に振れやすい。日本時間22日には4月30日~5月1日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表され、引き締め的な金融政策の長期化が改めて意識されれば米長期金利の上昇を通じてドルが押し上げられそうだ。ただ、2度目の為替介入があったと推測される水準である157円台に接近する場面では警戒感が高まるとみられる。また、総務省が24日に公表する4月の全国消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る内容となれば、日銀が金融正常化ペースを早めるとの思惑から円が買われるだろう。
なお、来週に海外で発表される主な経済指標としては、20日に4月のドイツ生産者物価指数(PPI)、21日に3月のユーロ圏貿易収支、22日に4月の英CPIと4月の米中古住宅販売件数、23日に5月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値と4月の米新築住宅販売件数、24日に4月の米耐久財受注と5月のミシガン大学消費者態度指数・確報値など。国内では22日に4月の貿易統計と3月の機械受注が公表される予定となっている。
出所:MINKABU PRESS
米連邦準備理事会(FRB)高官が相次いで早期利下げに慎重な姿勢を示しており、「当面は日米金利差が開いた状態が続く」との見方が根強いことからドル高・円安に振れやすい。日本時間22日には4月30日~5月1日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表され、引き締め的な金融政策の長期化が改めて意識されれば米長期金利の上昇を通じてドルが押し上げられそうだ。ただ、2度目の為替介入があったと推測される水準である157円台に接近する場面では警戒感が高まるとみられる。また、総務省が24日に公表する4月の全国消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る内容となれば、日銀が金融正常化ペースを早めるとの思惑から円が買われるだろう。
なお、来週に海外で発表される主な経済指標としては、20日に4月のドイツ生産者物価指数(PPI)、21日に3月のユーロ圏貿易収支、22日に4月の英CPIと4月の米中古住宅販売件数、23日に5月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値と4月の米新築住宅販売件数、24日に4月の米耐久財受注と5月のミシガン大学消費者態度指数・確報値など。国内では22日に4月の貿易統計と3月の機械受注が公表される予定となっている。
出所:MINKABU PRESS
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