*08:16JST 今日の為替市場ポイント:米インフレの高止まりを警戒して、ドルは下げ渋る可能性
13日のドル・円は、東京市場では155円52銭まで下げた後、155円93銭まで反発。欧米市場では155円69銭まで下げた後、156円25銭まで上昇し、156円21銭で取引終了。本日14日のドル・円は主に156円台で推移か。米インフレの高止まりを警戒して、ドルは下げ渋る可能性がある。
報道によると、米連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長は5月13日にクリーブランド地区連銀が開催したFRBのコミュニケーションに関する会議に参加し、「インフレ率が再び2%に向けて低下しているという明確な証拠が出るまでは、政策金利を制約的な領域に維持するのが適切」、「インフレ率の低下が今年1-3月期に鈍ったことは懸念材料になる」との見方を伝えた。市場参加者の間からは「ジェファーソン副議長の見解はFRBの多数派の意見であると考えられる」との声が聞かれている。また、一部の市場参加者は「利下げ開始は9月以降となり、年内の利下げは1回にとどまる可能性が高まっている」と指摘している。為替については米国との金利差を意識してドルは下げづらい状態が続くとみられており、目先的にドル・円はじり高の相場展開となる可能性がありそうだ。
<CS>
報道によると、米連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長は5月13日にクリーブランド地区連銀が開催したFRBのコミュニケーションに関する会議に参加し、「インフレ率が再び2%に向けて低下しているという明確な証拠が出るまでは、政策金利を制約的な領域に維持するのが適切」、「インフレ率の低下が今年1-3月期に鈍ったことは懸念材料になる」との見方を伝えた。市場参加者の間からは「ジェファーソン副議長の見解はFRBの多数派の意見であると考えられる」との声が聞かれている。また、一部の市場参加者は「利下げ開始は9月以降となり、年内の利下げは1回にとどまる可能性が高まっている」と指摘している。為替については米国との金利差を意識してドルは下げづらい状態が続くとみられており、目先的にドル・円はじり高の相場展開となる可能性がありそうだ。
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