アイデミーが急反発、法規制の動きなど背景にAI人材関連へのニーズ高まる
アイデミー<5577.T>が急反発、一時7.5%高の1722円まで上値を伸ばし上値抵抗ラインとして意識された25日移動平均線をマドを開け上回ってきた。生成AI市場の急速な拡大とは裏腹に国内ではAI/DX人材の供給が需要に全く追いつかない状況が続いている。そのなか、同社はAI人材の育成ビジネスを展開し時流に乗っている。オンラインDXラーニングや講師派遣型の育成研修などを提供し、企業の旺盛な需要を捉えている。AI技術はその急激な進歩とともに、著作権問題やフェイクコンテンツなど弊害も顕在化しており、岸田政権ではAI開発の国内外の大規模事業者を対象に法規制を検討する方向で、今月下旬に政府の「AI戦略会議」を開催する予定にある。今後は必然的にAIに関し知見を有する人材の確保も喫緊の課題となることで、同社への注目度が改めて高まっている。
出所:MINKABU PRESS
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