ドル円、香港問題を嫌気。

著者:遠藤寿保
投稿:2019/11/12 09:43

マーケットコンディション

昨日のドル円は、109.19円で始まると、東京時間、「香港デモ参加者に警察が発砲」の報を嫌気し、香港株が下落。市場はリスクオフ的な感じとなり、ドル円は108.99円まで下落。ロンドン時間、109円を挟む小動き。NY時間、米国がベテランズデーで米債券市場が休場の中、米中貿易協議をめぐる楽観論が後退・香港情勢懸念し、日米株価指数が軟調となると、108.89円まで下押し。その後は、買戻しが入り109.03円でクローズをむかえた。

ドル円、香港問題を嫌気。

昨日は、米国がレイバーデーで三連休。香港問題で米中協議に影響が出る可能性もあり、上値が重かった。しかし、深下げはなく108円台の買い意欲も感じられた。テクニカル的に、大きな変化はなく、週足一目均衡表で①転換線>基準線と好転となり、三役逆転解消。深押しがなければ、再度109円後半を狙いそうだ。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想