「米ドル/円」、一服。

著者:遠藤寿保
投稿:2019/10/17 09:46

マーケットコンディション

昨日のドル円は、108.84円で始まると、東京時間、中国が米下院の「香港人権法案」を可決したことを批判し、報復措置を示唆した事を受け108.59円まで売られるが、下値は限定的。ロンドン時間、108.60円台で小動き。NY時間、9月米小売売上高が予想0.3%に対し▲0.3%となると108.55円まで下落。その後、10月NAHB住宅市場指数が予想68に対し71なったことが下支え要因となり108.76円でクローズをむかえた。

「米ドル/円」、一服。

ブレグジット問題で英ポンドが大荒れ予想だが、ドル円は蚊帳の外。連騰も一服。
テクニカル的には、日足一目均衡表で、三役好転再点灯となった。10/11~10/15において、転換線=基準線となっていたが、10/16時点で転換線>基準線となり好転。一目均衡表上だと、「買える線」となっている。
ブレグジット交渉が合意で進めば、リスクオンで109円突破となり110円を狙う可能性が出てきた。しかし、合意後退となれば、一気に107円台の可能性もあり、ブレグジットがらみの発言に警戒が必要。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想