世界景気減速懸念で、ドル円下落。

著者:遠藤寿保
投稿:2019/08/15 09:28

マーケットコンディション

昨日のドル円は106.72円で始まると、東京時間は戻り売りが先行し106.23円まで下押し。その後、「中国が9月の米国との貿易交渉計画を維持している」とのニュースで106.62円まで上昇。ロンドン時間、上値が重く106.40円前後で小動き。NY時間、中国や欧州の経済指標が軟化したことから世界景気減速懸念で、米10年債利回りが低下し、米2年債利回りを下回ると、リスクオフ状態となり、ドル円は106円台を割り込み105.65円まで下落となり、105.90円でクローズをむかえた。

世界景気減速懸念で、ドル円下落。

「逆イールド」によるリセッション懸念でリスクオフ。
本日の米国小売売上高が弱い数値だと、リスクオフ感が強くなりそうだ。
昨日105.65円までの下落は、前々日の上昇幅(105.06円-106.97円)に対し、61.8%(105.78円)を割り込んでおり、下値リスクが高まっていると予測する。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想