■8月6日(火)■明日の相場展望  ~ 3回ある変化日が重要。 ~

著者:橋本明男
投稿:2019/08/06 18:51

下げ過ぎた

【焦点は日経平均21,000円の回復か否か】


何と凄まじい動きなのでございましょう。大の付く乱高下が世界で起こっております。昨日のニューヨークダウ工業30種平均は、安値が962ドル安の25,523ドルまでありまして、大引けは768ドル安の25,717ドルと急落。これを受けまして今日の東京市場、大波乱の動きとなりました。

日経平均は9時6分に610円安 20,110円までありまして

大引けは 134円安 20,585円
トピックスは 6.65ポイント安 1499.23ポイント
出来高は概算 15億2千万株で終わっております。

日経平均は安値から大引けまで 475円も戻して来たわけで、日足は綺麗な陽線となりました。これを見たらいかにも底が入った様に思えて来ますが、さて何でこんな戻ったのか?答えは簡単です。下げ過ぎたからです。先週金曜日に小欄で予測しておいた日経平均の下限は、20,200円であり、それを今日90円も下回りましたのでこの戻りは極々当然なのでございます。これでしばらく底値固めの動きになるでしょう。

20,450円~20,900円のレンジの動きですが、いつ上がっていつ下がるのかは何の意味もありません。8日、14日、21日と三回ある変化日に高値を取るか、とにかくこの間で日経平均21,000円の回復無き場合、19,800円、19,500円、18,800円、最大 18,500円を目指して下げて来る。私の相場観測法はそう考えます。


では御健闘を祈ります。
橋本明男
株×株 最高顧問
配信元: 達人の予想