【売り】日本郵政(6178)収束まで長期化の恐れ、軟調傾向続くか=フェアトレード田村祐一

著者:田村祐一
投稿:2019/08/04 20:16

■注目銘柄:【売り】日本郵政(6178)

■注目理由
8月2日に年初来安値を更新し、反発を期待したいところですが、決算発表が延期されるなどかんぽ生命の件について長期化する恐れがあり、しばらくは軟調が続くと判断します。

■テクニカル分析
中期的な下落トレンドにある中で、方向性に乏しい状況が続いていましたが、かんぽ生命の件を受け急落し、2日同社株価は、25日移動平均線との乖離は約4.3%マイナスとなっています。急落後の反発を期待したいところですが、日経平均株価も2日大きく下げたことから、買いが集まる可能性は薄く、様子見姿勢が強まると判断します。

■事業概要
郵政グループの持ち株会社。傘下には日本郵便、ゆうちょ銀、かんぽ生命があります。時価総額約47,070.00 億円。PER約10倍 PBR約0倍

■足もとの業績
7月31日発表予定の決算発表が延期され、5月発表の2019年3月期通期決算では、経常収益12兆7749億99百万円(前年同期比-1.1%)、純利益4794億19百万円(同+4.1%)となっています。

田村祐一
フェアトレード(株)所属
配信元: 達人の予想

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