【買い】東映(9605)約2ヶ月間ボックス圏を推移中。上値が重い展開も8月の上昇を期待!=フェアトレード田村祐一

著者:田村祐一
投稿:2019/08/01 07:31

8月の好勝率銘柄

■注目理由
 中期的に上昇トレンドを継続している中で、6月12日に年初来高値を更新し、その後も大きく下げることなく高値圏15,000円前後でボックス圏内を推移中。8月9日に決算発表を予定しており、それまではこのまま推移することが予測されるが、発表内容によってはさらなる上昇にも期待ができるでしょう。

■事業概要
邦画配給の他、映画館跡地での不動産賃貸等も行っています。時価総額約2215億円。PER約23.6倍、PBR約1.1倍。

■足もとの業績
 直近の決算では、売上高1370億38百万円(前年同期比+10.2%)、営業利益229億70百万円(同+31.5%)、純利益108億16百万円(同+1.0%)となっている。今後8月9日に第1四半期決算を予定しています。

■テクニカル分析
 75日移動平均線は堅調に上向きとなっており、6月12日につけた年初来高値15340円以降も大きくさげることなく15,000円を前後して高値圏を推移中。直近5日移動平均線が25日移動平均線よりも下に位置していますが、一時的なものと判断します。ボックス圏で推移している期間が長い分、今後の方向は大きく動くことが予想されます。

■システムトレード分析
 システムトレードの検証では、同社株の8月の勝率が68.4%(13勝6敗0分)となっており、8月は株価が上がりやすい傾向が見られます。8月の投資銘柄として注目しておきたい銘柄です。
田村祐一
フェアトレード(株)所属
配信元: 達人の予想

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9605
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