【買い】コナミホールディングス(9766）直近下落し、軟調傾向も再び上昇局面を迎えると判断＝フェアトレード田村祐一

8月の好勝率銘柄

■注目理由
　猛暑や大雨などの天候の影響を受けて、室内でのレジャーとしての成長に期待。ゲームでは、注目されているEスポーツの発展にも期待。直近軟調に転じており、一通りサイクルが終わった感もありますが、8月の注目銘柄として上昇に期待します。

■事業概要
家庭用ゲームが主力。他、スポーツ施設業として首位キープ。パチスロ機なども手掛けています。時価総額約6608億円。PER約20.76倍、PBR約2.26倍。

■足もとの業績
　5月発表の2019年3月期決算では、売上高2625億49百万円（前年同期比+9.6％）、営業利益505億22百万円（同+11.8%）、当期利益342億17百万円（前年同期比+9.6％）となっています。なお、8月1日に第1四半期決算を予定しています。

■テクニカル分析
　75日移動平均線に大きな動きは感じられないものの、25日移動平均線は下向きになっており、7月末時点での同社株価は、25日移動平均線よりおよそ200円ほど下げた4,600円前後に位置し、乖離率は約4.5％マイナスとなっています。直近下落が続いたことで多少の反発を期待し、8月1日の決算内容には今後の動向に注意が必要でしょう。

■システムトレード分析
　システムトレードの検証では、同社株の8月の勝率が57.8%（11勝8敗0分）となっており、8月は株価が上がりやすい傾向が見られます。8月の投資銘柄として注目しておきたい銘柄です。