■7月12日(金)■来週の相場展望  ~ 連休明けの日経平均。どう動くか? ~

著者:橋本明男
投稿:2019/07/12 19:48

来週の展望

【来週の相場展望】


ニューヨークダウ工業30種平均は大幅続伸。227ドル高 27,088ドルとついに
27,000ドルの大台に乗せました。さて、東京市場はオプションSQが終わりまし
た。


日経平均は 42円高 21,685円
トピックスは 2.32ポイント安 1576.31ポイント
出来高は概算 10億3千万株 で今週の取り引きを終えました。


ニューヨークダウ 27,088ドル。昨年1月の高値から計算しますと、日経平均
24,500円になっている計算です。「大丈夫か?ニューヨークダウ。」と心配に
なる所まで上がっておりますが、このダウ工業30種平均の上値を計算してみま
すと、27,260ドルに天井節目があります。あるとすれば、そこまで。その後は、
下値の節目 25,000ドルまで短期の急落が出ると思います。
今は、まだ良いでしょうが、このトランプ相場、いずれ大暴落に見まわれるで
しょう。それは過去が証明しております。

さて東京市場、日経平均の週足は陽線となりまして、先週末と比べ 61円安 と
いう型です。これを受けまして、来週の展望ですが、

日経平均変動レンジ

上限 21,902円
下限 20,560円

今週と全く同じレンジです。

日本は三連休となりますので、来週月曜日。この日のニューヨーク市場次第で
は、休み明け早々から日経平均急落の可能性もあります。

ダウ工業30種平均が27,000ドル台に乗せて来たのに、今日の東京市場の動き、
もう上げる気は無いのでしょう。のんびり待ちましょう。上がって買いに行く
必要は無い。


では、御健闘を祈ります。
橋本明男
株×株 最高顧問
配信元: 達人の予想