変動率に惑わされそうだが、オーソドックスな調整の流れになっている

◆来週は米国は感謝祭、国内は飛び石連休を控えて様子見か？

２０日（月）の日経平均は、小幅反落の想定です。

先週の日経平均は、１０週ぶりに前週比マイナス、７週ぶりの陰線でしたから、１１月９日の瞬間高値２３３８２円から反落の流れに入ったと考えられます。

値動きの激しさに惑わされてしまいそうですが、チャートは５日線下向きから２５日線に接近して反発ですから、オーソドックスな調整の流れになっていると考えられます。

先週末の段階で５日線下向き、２５日線上向きですから、２つの方向が一致するまで強弱が対立するもみ合い局面になると思われます。

また、来週は週末にかけて米国が感謝祭、国内は２３日の祝日をはさんで飛び石連休を控えています。日程的にも、もみ合いが続きそうなため、２２０００円台の値固めになる想定です。

なお、週末の海外市場を織り込んだシカゴ日経先物は－１２０円の２２３３０円でした。先週末の５日線が２２３０７円、２５日線が２２０５７円でしたから、週明けは５日線と２５日線と株価が絡むもみ合いになりそうです。