午後:債券サマリー 先物は小幅続落、国債格下げ懸念が台頭
26日の債券市場で、先物中心限月12月限は小幅続落。9月期末を控えて積極的な売買が手控えられるなか、方向感に欠ける相場展開だった。
債券先物は、北朝鮮情勢の緊迫化を背景に25日の米債券相場が上昇した流れを引き継ぐかたちでスタート。この日に実施された40年債入札の応札倍率が3.24倍(前回は3.20倍)と順調な結果となったことが確認されると、一時150円92銭まで上昇した。ただ、買い一巡後は今晩に予定されているイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演などを見極めたいとのムードが台頭。また、安倍首相が25日に基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化達成時期を事実上先送りすると表明したことを受け、一部で日本国債の格下げを予想する見方が出ていることも上値の重さにつながったようだ。
この日の先物12月限は150円85銭で始まり、高値は150円92銭、安値は150円77銭、終値は前日比4銭安の150円80銭。出来高は2兆245億円となった。
現物債の利回りは、10年債が前日比0.010%上昇の0.030%、20年債が同0.005%上昇の0.550%、30年債が同0.010%上昇の0.830%だった。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
債券先物は、北朝鮮情勢の緊迫化を背景に25日の米債券相場が上昇した流れを引き継ぐかたちでスタート。この日に実施された40年債入札の応札倍率が3.24倍(前回は3.20倍)と順調な結果となったことが確認されると、一時150円92銭まで上昇した。ただ、買い一巡後は今晩に予定されているイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演などを見極めたいとのムードが台頭。また、安倍首相が25日に基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化達成時期を事実上先送りすると表明したことを受け、一部で日本国債の格下げを予想する見方が出ていることも上値の重さにつながったようだ。
この日の先物12月限は150円85銭で始まり、高値は150円92銭、安値は150円77銭、終値は前日比4銭安の150円80銭。出来高は2兆245億円となった。
現物債の利回りは、10年債が前日比0.010%上昇の0.030%、20年債が同0.005%上昇の0.550%、30年債が同0.010%上昇の0.830%だった。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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