[9月26日版]いま注目の3銘柄ピックアップ= フェアトレード 西村剛

著者:西村剛
投稿:2017/09/25 22:58

いま注目の3銘柄をピックアップ:

① 任天堂㈱(7974)
平成30年3月期第1四半期の業績は、売上高+148.6%、経常利益309.6億円で黒字浮上(前年同期は△386.7億円)、通期の同利益も前期比+19.1%に伸びる見通しとなっており好調だ。
中国のインターネットサービス大手、テンセント・ホールディングスが「ニンテンドースイッチ」向けにゲームを供給すると発表しており、これにより今後任天堂が中国でゲーム専用機等を発売する際の手掛かりになり得ると米WSJが報じている。(出典:2017年9月22日 フィスコ)
チャート上では20日の43040円を天井にやや利益確定売りが先行している様子だが、25日移動平均が上向きであり上昇傾向が引き続き期待できると思われる。
押し目買いのチャンスだろう。

② ㈱SUMCO(3436)
平成29年12月期第2四半期の業績は、売上高+20.1%、営業利益+179.7%で増収増益に着地、通期の同利益も前年同期比+223.6%に伸びを見込んでおり好調だ。
昨今、スマートフォンの高機能化や自動車のエレクトロニクス化の進展、データセンターの増設需要が高まっており、米国ではフィラデルフィア半導体株指数が2001年以降の最高値を更新するなど半導体市況が堅調に推移している。(出典:2017年9月19日 みんなの株式)
同社株にもこの流れが波及しており低迷していた株価は6日の1517円で底打ち。
5日移動平均が25日・75日移動平均を上抜けしているため本格的な上昇トレンドが続くと思われる。

③ 日産自動車㈱(7201)
平成30年3月期第1四半期の業績は、売上高+4.0%と増収ながら、営業利益は△12.8%と減益に着地しており、業績面ではやや苦戦しているようだ。
直近の値動きは急激な円安で大きく上昇していたが、21日に1167.5円までつけたところで円高に戻り足踏み状態に。
ただ、25日朝時点で外国為替市場は1ドル=112円台まで再び円安に振れており、足元のリスク選好姿勢の強まりも追い風材料となって引き続き上昇が期待できるだろう。

上記3銘柄の、短期的な値上がりに期待。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想