外為サマリー:1ドル112円50銭台に上昇、選挙にらんだ株高期待も

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/09/25 10:34
 25日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=112円45銭前後と前週末午後5時時点に比べ40銭強のドル高・円安で推移している。

 前週末22日のニューヨーク市場は、北朝鮮が太平洋で水爆実験の可能性を示唆したこともあり、ドルは一時111円85銭まで下落。ただ、日米金融政策のスタンスの違いも意識され、下値には買いが流入し結局、111円90銭台で取引を終えた。

 週明けの東京市場ではドル買い・円売りが優勢な展開。朝方から112円台を回復し、午前9時50分過ぎには112円52銭まで上昇した。北朝鮮情勢への懸念は残るが、きょう安倍首相が会見し、衆議院解散を表明する見通し。一部で安倍首相は2兆円の経済対策の年内策定を指示する方針と伝えられており、株高期待が高まるとともに為替相場も上値を探る展開となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1928ドル前後と同0.0060ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=134円13銭前後と同10銭強のユーロ安・円高で推移している。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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