外為サマリー:1ドル112円20銭前後へ下落、北朝鮮リスクを再度意識

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/09/22 10:33
 22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=112円25銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭弱のドル安・円高で推移している。

 前日のニューヨーク市場ではトランプ米大統領が、北朝鮮制裁に関する発表を行うと報じられると、リスク回避のドル売りが膨らみ、一時112円13銭まで下落した。ただ、下値には買いが流入し112円59銭まで上昇。結局、112円40銭台で取引を終えた。

 この日の東京市場に移ってからは、午前9時過ぎに112円55銭までドルは買われた。ただ、一部メディアが「北朝鮮外相、太平洋での水爆実験をかつてない規模で実施する可能性を示唆」と報じると、リスク回避姿勢が強まり、午前9時50分過ぎに112円21銭まで下落した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1941ドル前後と同0.0030ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=134円06銭前後と同10銭程度のユーロ高・円安で推移している。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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