押し目待ちの展開に◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

押し目待ちの展開に

昨日のNYの主要指数は横ばい。午前10時発表の8月中古住宅販売が535万戸と予想を下回ったものの、バランスシート縮小を10月より開始すると発表した。政策金利予想は年内利上げなしとするメンバーの数が前回から変わらず、あと1回の追加利上げを予想するメンバーが前回より増え、年内の追加利上げの確実度が高まった。財務省債利回りが急速に上昇する中で年内追加利上げの見通しから、金融は買われたがしかし午後2時半から始まったイエレンFRB総裁の記者会見ではインフレ目標未達が長期化するようであれば金融政策を調整するとされた。重要イベントが通過しもみ合いとなるだろう。

シカゴグローベックスＮＹダウ先物は18ドル安で推移し、安く始まりそうだ。


今後の主な予定

21日（木）
日銀会合結果公表、黒田日銀総裁会見
ドラギECB総裁、講演
ECB経済報告発表
米フィラデルフィア連銀景況指数（9月）
米新規失業保険申請件数（16日までの週）

22日（金）
独・ユーロ圏製造業PMI速報値（9月）
メイ英首相、EU離脱巡り演説
ダラス連銀総裁、講演
サンフランシスコ連銀総裁、講演
カンザスシティー連銀総裁、講演

23日（土）
NZ総選挙

24日（日）
仏上院選挙
独連邦議会選挙