外為サマリー:一時1ドル112円60銭台に上昇、FOMC受けた米市場の流れ引き継ぐ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/09/21 10:27
 21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=112円47銭前後と前日午後5時時点に比べ1円10銭弱の大幅なドル高・円安となっている。

 20日のニューヨーク市場でドル円相場は上昇。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)では、政策金利の据え置きと量的緩和で膨らんだ保有資産の圧縮が決まり、17年と18年の金利見通しの中央値は前回6月と変わらなかった。これを受けて日米の金利差拡大を見込んだドル買い・円売りが流入し、一時112円53銭まで上昇する場面があった。その後はやや押され112円15~25銭で引けた。

 東京市場に移ってからもドル買い・円売りが優勢の展開。日経平均株価が続伸するなどリスク選好地合いとなるなか、午前9時20分過ぎには一時112円60銭台に乗せた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1876ドル前後と同0.0120ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=133円56銭前後と10銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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