米/ドル円、衆議院解散総選挙VS.北朝鮮情勢の綱引き

著者:遠藤寿保
投稿:2017/09/19 11:24

マーケットコンディション

昨日のドル円は111.10円で始まると、東京時間は祝日ということもあり、111円前半で小動きとなった。ロンドン時間、ドル円は111.43円と高値を更新。また、安倍首相が衆院解散・総選挙について訪米から帰国後に判断したいとの意向を示したことも、リスクオンを促した。NY時間、米株が堅調となると、ドル円は111.66円まで上昇し、111.59円でクローズをむかえた。

米/ドル円、衆議院解散総選挙VS.北朝鮮情勢の綱引き

先週末の米ドル/円は、予想以上に買戻しが先行した感がある。114.49円-107.28円の下げ幅に対して戻り61.8%レベルが111.70円となるが、9/18(月)には111.66円と、ほぼ同レベルまで反発。日本においての衆議院解散総選挙がリスクオンに反応した。しかし朝鮮半島問題は依然内包しており、米ドル/円の上値は抑えられるのではないかと予測する。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想