北朝鮮ミサイル発射で、ドル円は109円台半ばへ下落。

著者:遠藤寿保
投稿:2017/09/15 09:31

マーケットコンディション

昨日のドル円は、110.47円で始まると、東京時間は、実需の買いが入り仲値で110.74円まで上昇。その後は、110円台半ばで堅調に推移。ロンドン時間のドル円は、110円台前半から半ばでの小動きとなった。NY時間、8月米CPIや新規失業保険申請件数が強い数値となると、ドル円は111.03円まで上昇。しかし、北朝鮮がミサイル発射を準備しているとの報を受け、110.31円まで下落。その後、買戻しが入るが、ムニューシン米財務長官が「トランプ米大統領はインフレより経済成長を懸念している」と述べると、ドル円は110.07円まで下落し110.26円でクローズをむかえた。

北朝鮮ミサイル発射で、ドル円は109円台半ばへ下落。

今朝方、北朝鮮のミサイル発射を受け、ドル円は109.55円まで反落。日足ベースで雲の下限越えに挑戦するかのタイミングで北朝鮮に揺さぶられた感じである。今週に入り朝鮮リスクが和らいだ感が出たが、こういった動きは暫く継続しそうだ。

☆戦略

◎ドル円 様子見

注)本日の予想は9月15日9:30に寄稿したものです。売買戦略は、あくまで参考であり、取引の推奨や利益を保証するものではありません。また、上記レートは弊社外貨exの提示したレートを参考にしたもので、実際の取引可能なレートと異なる場合があります。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想