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三連休を控えて小動きか?マザーズ指数の弱さが気がかり

◆マザーズ指数だけが25日線を超えられない


15日(金)の日経平均は、3連休前で小動きの想定です。

14日(木)は、円安を手がかりに19900円台に乗せる場面もありましたが、北朝鮮の制裁決議に反発するコメントをきっかけに売り優勢に転じ、4日ぶりの反落になりました。

ただし、反落といっても日経平均の下げ幅は前日比-58円と小幅でしたから、3日で600円強の大幅上昇を考慮すれば堅調だったと思われます。

もっとも、日経平均の上昇幅の割には売買代金が膨らまないので、ドル円と日経平均の水準が機械的に連動しているような印象です。

ドル円と日経平均は年初来の水準こそ違いますが、ともに5日線と25日線のゴールデンクロスを達成、75日線近辺まで戻しているのはまるっきり一緒です。

明日の日経平均もドル円の結果次第になりそうですが、夕刻のドル円がやや円高に振れているので、横ばいから小幅安程度の想定です。

ただし、国内は3連休を控えた週末のため、海外市場の結果を寄り付きで消化したあとは小動きになりそうです。

一方、主要な株価指数の中で、マザーズ指数の弱さが目立っています。25日線を超えられずにダウントレンド型から抜けきれていないためです。

マザーズ指数が出遅れている理由として考えられるのは、時価総額の上位に新興バイオやゲーム関連が多く、製造業が少ないことではないかと思われます。

今週は電気自動車の世界的な普及がニュースになり、リチウムイオン電池関連株に人気が集中しました。パナソニックのような超大型株にも動きが出ていましたから、小型株物色というよりはテーマ物色に偏ったのだと思われます。

ただ、マザーズ市場には少ない製造業寄りのテーマなので、マザーズ指数だけが25日線割れで蚊帳の外になっているしまってのかもしれません。

テーマ物色といっても短期売買が中心で値動きが荒いものも多いですが、物色の流れに変化が出ているのだと思われます。

来週は週末にかけて東京ゲームショウが開催されます。ゲーム関連の多いマザーズ指数が、25日線を突破するような変化が見られるかが注目されそうです。

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市原義明 (いちはらよしあき)

株式会社ストックゲート 執行役員兼営業部長
配信元:達人の予想