【8月23日予想】日経平均、今年最長の5日続落。今日は出遅れ感のある、アノ業種に注目!= フェアトレード 西村剛

著者:西村剛
投稿:2017/08/22 18:20

リスク回避の流れは継続

8月23日の日経平均の動き:

22日の日経平均は前日比9円29銭安、今年初めての5日続落となった。
北朝鮮絡みの地政学リスクへや米トランプ政権の混乱に対する警戒感などから売りが先行し、東証一部の売買代金は1兆7142億円に留まった。


8月22日15時時点の為替相場:

一方で円相場は、22日15時18分時点では1ドル=109円23~24銭と、前日17時時点に比べ30銭の円安・ドル高水準で推移。
米10年物国債利回りが上昇しており、日米金利差拡大を意識したドル買い・円売りが進んだ。
前日比で円安に向かっているため日本株が上昇しやすい地合だと言えることから、8月23日の日本株は【大幅高になる】と予測する。


8月23日の相場の見通し:

為替が円安方向に進んでいる今、円安の進行を受けて外需株を中心に上昇すると期待できる。
日本市場全般で堅調な推移となる可能性があり、このような状況では以下に挙げるような、過去の統計上、円安時に株価上昇しやすかった銘柄に注目したい。

<円安メリット業種>
※2013~2015年の円安進行時において特に上昇傾向が強かった業種

1.化学(前週比-0.53%)
2.電気機器(同-0.89%)
3.精密機器(同-1.31%)
4.輸送用機器(同-1.83%)

これらのうち輸送用機器は、前週との比較で下落しており出遅れ感があることから、これから人気化する可能性があると考えられる。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想