午前:債券サマリー 先物は小幅続伸、北朝鮮リスクなどを意識

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/08/21 11:44
 21日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は小幅続伸。トランプ米政権の先行き不安や、北朝鮮リスクなどが意識されるなか底堅く推移した。

 債券先物は前週末の夜間取引で買われた流れを引き継ぐかたちでスタート。前週末の米債券相場は小反落したが東京市場への影響は特にみられず、朝方には一時150円78銭まで上昇した。その後、高値警戒感から値を消す場面もみられたが、この日から米韓合同軍事演習が行われることで北朝鮮リスクが意識されやすく下値は限定的。日経平均株価が軟化したことも安全資産とされる債券の下支えとなった。

 午前11時の先物9月限の終値は前週末比2銭高の150円73銭。出来高は9728億円だった。10年債の利回りは前週末比0.005%上昇の0.040%、20年債は同横ばいの0.560%だった。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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