午前:債券サマリー 先物は反発、海外のリスクオフ地合いを引き継ぐ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/08/18 11:42
 18日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は反発。海外市場がリスクオフ地合いとなったことを受け、東京市場でも安全資産とされる債券が選好された。

 債券先物は朝方に、一時150円70銭まで上昇。トランプ米政権の政策運営に対する不透明感やスペインでテロとみられる事件が発生したことを背景に、17日の米債券相場が上昇したことが支援材料となった。ただ、高値警戒感から追随買いは広がらず、買い一巡後は膠着感が強まった。なお、日銀は「残存期間1年超3年以下」と「同3年超5年以下」、「同5年超10年以下」を対象とする国債買いオペを通知した。

 午前11時の先物9月限の終値は前日比6銭高の150円66銭。出来高は9211億円だった。現物債市場で、新発10年債の利回りは前日に比べ横ばいの0.040%。新発20年債と30年債の取引はまだ成立していない。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ