[8月17日版]いま注目の3銘柄ピックアップ= フェアトレード 西村剛

著者:西村剛
投稿:2017/08/16 23:58

いま注目の3銘柄をピックアップ:

① ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
平成30年3月期第1四半期の業績は、経常収益+8.5%、経常利益+16.6%と増収増益に着地。
このところ株価は調整局面が続いてきたが、14日の米株市場では10年債利回りが上昇し収益環境の改善期待から金融株が買われ(出典:2017年8月15日 みんなの株式)同社株も14日の680.4円を底に急反発。
15日終値時点でPBR0.61倍と割安水準、配当利回りが2.57%と日本株平均と比べて高いことも好材料となり買いが入りやすくなっていると思われる。

② 任天堂㈱(7974)
平成30年3月期第1四半期の業績は、売上高+148.6%、経常利益309.6億円で黒字浮上(前年同期は△386.7億円)。
通期の同利益も前期比+19.1%に伸びる見通しとなっており好調だ。
「ニンテンドースイッチ」の販売が予想を上回る勢いで各調査機関でも販売予想を上方修正するところが相次いでいるほか、同商品の増産にともなう通期業績予想の増額も濃厚と見られている。(出典:2017年8月15日 みんなの株式)
チャートは40000円を手前にやや足踏み状態とも取れるが、75日移動平均が堅調に推移しており中長期的な上昇相場の継続が期待できるだろう。

③ 日本電信電話㈱(9432)
平成30年3月期第1四半期の業績は、営業収益+3.4%、営業利益は+0.9%と増収増益に着地、通期の同利益も前年同期比+3.3%と増益の見通しとなっており好調だ。
岩井コスモ証券が8日、同社株の投資判断を新規「B+」でカバレッジを開始、目標株価も6000円とした。(出典:2017年8月9日 みんなの株式)
直近の値動きは7日の5489円を天井に調整色が続いていたがここに5234円で反発、一目均衡表の雲が支持帯となり今後は反発に向かうと思われる。
また15日終値時点でPER12.76倍と割安感があり、配当利回りが2.84%と日本株平均と比べて高いことからも、買い支えが入りやすくなっていると思われる。

上記3銘柄の、短期的な値上がりに期待。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想