【8月17日予想】日経平均、2万円回復は遠いが…今日は出遅れ感のある、アノ業種に注目!= フェアトレード 西村剛

著者:西村剛
投稿:2017/08/16 19:03

リバウンド局面か

8月16日の日経平均の動き:

16日の日経平均は小反落、前日比24円03銭安となった。
前日に大幅高となった反動から主力株などで利益確定売りが先行したほか、特段の追加材料がなく様子見ムードとなっており、前日の終値付近での小動きとなった。
売買代金は概算で1兆8757億円と2兆円を割り込んだ。


8月16日15時時点の為替相場:

円相場は、16日15時05分時点では1ドル=110円62~63銭と、前日17時時点に比べ29銭の円安・ドル高水準で推移。
北朝鮮リスクの後退や米経済指標が好調だったことなどを受けて15日の米長期金利が上昇し、ドル買い・円売りが進んだ。
前日比で円安に向かっているため日本株が上昇しやすい地合だと言えることから、8月16日の日本株は【大幅高になる】と予測する。


8月17日の相場の見通し:

為替が円安方向に進んでいる今、円安の進行を受けて外需株を中心に上昇すると期待できる。
日本市場全般で堅調な推移となる可能性があり、このような状況では以下に挙げるような、過去の統計上、円安時に株価上昇しやすかった銘柄に注目したい。

<円安メリット業種>
※2013~2015年の円安進行時において特に上昇傾向が強かった業種

1.化学(前週比+2.20%)
2.電気機器(同+0.09%)
3.輸送用機器(同-0.23%)
4.精密機器(同-0.62%)

これらのうち精密機器は、前週との比較で下落しており出遅れ感があることから、これから人気化する可能性があると考えられる。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想