午前:債券サマリー 先物は反発、米債券相場の上昇が支援材料

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/07/27 11:49
 27日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は反発。米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文を受け、26日の米債券相場が上昇した流れを引き継いだ。

 米連邦準備理事会(FRB)は市場の予想通り政策金利を据え置いた一方、FOMC後の声明で物価に対する慎重な見方が示された。米国の追加利上げ観測が後退するなか、米長期金利が低下し、これが東京市場の支援材料となった。なお、きょうは2年債入札が実施される。

 午前11時の先物9月限の終値は前日比13銭高の150円24銭。出来高は1兆1552億円だった。10年債の利回りは前日比0.005%低下の0.070%、20年債は同0.005%低下の0.585%だった。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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