午後:債券サマリー 先物は小幅続伸、FOMC控え動意薄

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/07/25 15:57
 25日の債券市場で、先物中心限月9月限は小幅に4日続伸。25~26日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)に対する見極めムードが強い展開だった。

 債券先物は前日終値と同値で始まるなど、朝方から方向感に欠ける動き。24日の米長期債相場が反落した影響は特にみられなかったものの、手掛かり材料難から上値も重かった。午後はこの日に実施された40年債入札の応札倍率が3.20倍と前回の2.87倍を上回ったことが相場の下支えとなったが、事前に無難な結果になるとの見方が多かったこともあり追随買いは広がらなかった。

 この日の先物9月限は150円25銭で始まり、高値は150円30銭、安値は150円24銭、終値は前日比1銭高の150円26銭。出来高は1兆7902億円となった。

 現物債の利回りは、10年債が前日に比べ横ばいの0.065%、20年債が同横ばいの0.585%、30年債が同0.010%低下の0.855%だった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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