[7月24日版]いま注目の3銘柄ピックアップ= フェアトレード 西村剛

著者:西村剛
投稿:2017/07/23 21:05

いま注目の3銘柄をピックアップ:

① キヤノン㈱(7751)
平成29年12月期第1四半期の業績は、売上高+22.0%、税引前四半期純利益+70.5%に着地、通期の税引前当期純利益も前期比+14.4%に伸びを見込んでおり好調だ。
21日付の日本経済新聞で、同社の29年通期営業利益が前期比4割増になる見通しであると報じられており(出典:2017年7月21日 みんなの株式)同日の株価は窓を空けて上昇。
一目均衡表の雲の上限に接近していることから買い圧力の強まりが伺われ、もう一段の値上がりが期待できるだろう。

② ソニー㈱(6758)
平成29年3月期の業績は、売上高及び営業収入△6.2%、税引前当期純利益△17.4%と減収減益に着地したが、30年3月期の同利益は前年同期比+86.8%に拡大する見通しとなっており好調だ。
直近の値動きを見ると、20日は一時4554円に達し年初来高値を更新、強気相場を示す三役好転が見られることからさらなる上昇が期待できると思われる。

③ 東京エレクトロン㈱(8035)
平成29年3月期の業績は、売上高+20.4%、経常利益+32.0%と増収増益に着地。
併せて、30年3月期通期の同利益予想も前年同期比+66.8%の見通しとなっており好調だ。
米国株市場ではハイテク株比率の高いNASDAQ指数が10日続伸、半導体関連銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数も上昇しているほか、6月の日本製半導体製造装置の販売額が前年同期比+53.6%と伸びている。(出典:2017年7月21日 みんなの株式)
これらを好材料にさらなる上昇が見込まれ、また20日終値時点でPER16.50倍と割安水準で、配当利回りが3.03%と日本株平均と比べて高いことからも買い支えが入りやすくなっていると思われる。

上記3銘柄の、短期的な値上がりに期待。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想