午前:債券サマリー 先物は小幅続伸、軟調な日経平均を支えに持ち直す

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/07/21 11:46
 21日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は小幅続伸。朝方は小安い場面もみられたが、日経平均株価の軟調推移が下支えするかたちで持ち直した。

 欧州中央銀行(ECB)は20日の理事会で金融緩和の維持を決め、ドラギ総裁は会見で政策変更について「議論は秋に行う」と発言。これを受けた海外債券市場はドイツや米国の長期金利が低下した。ただ、東京市場はこの日に実施される流動性供給入札への警戒感があり、上値の重さが否めなかった。

 午前11時の先物9月限の終値は前日比3銭高の150円17銭。出来高は7834億円だった。10年債の利回りは前日に比べ横ばいの0.070%、20年債は同0.005%上昇の0.590%だった。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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