マーケットコンディション
昨日のドル円は、111.93円で始まると、東京時間午前は、日銀金融政策決定会合・ECB理事会を控え112円を挟み小動き、午後、日銀は金融政策の据え置きを決定。ドル円は112.19円までジリ高となった。ロンドン時間、黒田総裁記者会見では、目新しいものは無く、物価目標達成時期を延期。ドル円は112.41円まで上昇。NY時間、ECB理事会では、フォワードガイダンスの変更はなかったが、ドラギ総裁会見では、インフレ見通しに楽観的な見方を示し、秋に量的緩和を協議すると発言するとユーロが上昇。ドル円は112円を挟み神経質な動きとなった。その後、「モラー特別検察官はトランプ米大統領のビジネスに捜査範囲を拡大」と報じられると、ドル円は111.48円まで下落。その後、米長期金利が低下幅を縮小させた事を受け、ドル円は112円近辺まで回復し111.86円でクローズをむかえた。