外為サマリー:1ドル112円20銭前後で推移、依然ドラギ発言を注視

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/06/28 15:41
 28日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=112円20銭前後と前日午後5時時点に比べ50銭強のドル高・円安。ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1362ドル前後と同0.0170ドル強の大幅なユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=127円43銭前後と同2円50銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は120円20銭前後で推移。午前11時30分過ぎに112円03銭まで値を下げる場面があったが、112円ラインが下支えとなる格好で値を戻した。ドル円はやや様子見姿勢も出ているが、市場の関心は前日のドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の発言で大幅高となったユーロに向かっている。同氏の発言は量的金融緩和を来年にも縮小する可能性を示唆したとも受け止められユーロ買いが活発化している。この日もドラギ総裁は討論会への参加による発言機会があるだけに、その内容が再度、関心を集めている。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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