マーケットコンディション
昨日のドル円は、111.82円で始まると、東京時間はNY時間の流れを引き継ぎ112.08円まで上昇。その後は、ジリ安ながら111円台後半で小動きとなった。ロンドン時間、ドル円は一時111.45円まで下押しとなったが、ドラギECB総裁が「デフレ圧力はリフレに変わった」との発言を受け、ユーロが上昇。ユーロ円の上昇を受けドル円も買い戻される展開となった。NY時間、6月米消費者信頼感指数・6月米リッチモンド連銀製造業景気指数が予想を上振れた事や、米長期金利の上昇を受け、ドル円は112円台を回復し112.46円まで上昇。その後のイエレンFRB議長講演は、期待していたほどのタカ派発言ではなく、また、ヘルスケア法案の採決が延期された事で、NYダウ平均が下落しドル円も112.04円まで下落。その後買戻しが入り112.36円でクローズをむかえた。