午後:債券サマリー 先物は4日続伸、2年債入札は順調な結果

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/06/27 16:04
 27日の債券市場で、先物中心限月9月限は4日続伸。この日に実施された2年債入札が順調な結果となったことを受け、午後に入ると一段高となった。

 債券先物は買い先行でスタート。26日に発表された米5月耐久財受注が市場予想を下回り、同日の米長期債相場が上昇した流れを引き継いだ。午後は2年債入札の結果を好感。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が1厘と前回(5月30日)の6厘から縮小し、応札倍率が6.79倍と前回の5.06倍を上回ったことで、需要の強さなどが意識された。

 この日の先物9月限は150円50銭で始まり、高値は150円62銭、安値は150円50銭、終値は前日比13銭高の150円62銭。出来高は1兆8766億円となった。

 現物債の利回りは、10年債が前日比0.005%低下の0.045%、20年債が同横ばいの0.560%、30年債が同横ばいの0.805%だった。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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