<6/26~6/30> 来週の日経平均の動き

著者:Korosuke
投稿:2017/06/24 23:06

中期、短期トレンド下降期間入り

日中だいぶ暑くなって来て夏が近づいて来たような感じがひしひしとしてまいりました。

夏枯れ相場になるのはまだ先のことですが、相場の方は活況で個別株の物色が続いています。

マザーズ指数も好調で最高値を更新しようという勢いでバイオやゲームなど幅広く値をとばす銘柄が出ています。

この活況な相場をこれから始まる上昇相場の初動と捉えるか、4月半ばから続いて来た上昇相場の末期と捉えるか両者で意見が分かれることと思います。

一般的には前者のように考える人が多いと思いますが、みんながまだ上がると思っている時ほど静かに天井をつけていることが多いです。

私の見ているチャートではすでに中期的なトレンドは今月に入ってから下降期間入りしており、短期的なトレンドも20200円の近辺が強力な高値抵抗ラインとして機能していますので、今週末で下降期間入りしたため、後者のような動きになると考えざるをえません。

先週が最後の上昇期間だったため、現状維持はできましたが、この先は変化日が下に向かう方向しか出ていないので、いつ調整してもおかしくはありません。

今の相場は活況であるからこそ利益確定のいいチャンスなので、キャッシュポジションを高めて、いつおきてもおかしくはない急落や調整局面に向けて早めに準備しておくといいでしょう。

今週から日経平均指数がしばらく下降期間入りしますが、マザーズ指数もピークを付けた形になっているため、個別銘柄も調整に入りやすいです。

高値を更新したところは順張りではなく逆張りでいくという方向性は変更ないため、上がったところは戻り売り、と考えています。
Korosuke
株式会社テラス
配信元: 達人の予想