外為サマリー：１ドル１１１円２０銭台で推移、原油先物は底堅い動き

　２３日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後５時時点で１ドル＝１１１円２６銭前後と、前日午後５時時点に比べ２０銭強のドル高・円安となっている。

　欧州時間のドル円相場は堅調推移。時間外取引でＷＴＩ原油先物が底堅い動きとなっているほか、米１０年債の利回りが２．１６％台に上昇していることがドルの支援材料となっているようだ。ただ、ＮＹダウ先物は弱含みとなっており、一段とドルを買い上がる動きは限定的。また、今晩に発表される米５月新築住宅販売件数や、ブラード米セントルイス連銀総裁の講演などを見極めたいといったムードもある。

　ユーロは対円で１ユーロ＝１２４円３５銭前後と同４０銭強のユーロ高・円安。対ドルでは１ユーロ＝１．１１７５ドル前後と同０．００１０ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。


出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）