明日の為替相場見通し＝英米市場は休場で様子見も

　今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、英国と米国が休場となるなか、様子見姿勢が強まる可能性がある。予想レンジは１ドル＝１１０円８０～１１２円００銭。

　この日は、１１１円前半での一進一退。英国はバンクホリデー、米国はメモリアルデーで休場となるため、市場参加者は限られ様子見気分が強まった。あすは東京市場では、朝方に４月有効求人倍率や４月家計調査が発表されるが、夕方の欧州時間まで模様眺めが続く可能性がある。今週は週末の米５月雇用統計が最大の焦点だが、ロシアゲート疑惑に絡みコミー前ＦＢＩ長官が３０日以降に、議会証言を行うともみられており、米トランプ政権に対する不安感から上値は重い展開が予想されている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）