ドル円、英米市場休場でもみ合いか。

著者:遠藤寿保
投稿:2017/05/29 09:45

マーケットコンディション

先週末のドル円は、111.80円で始まると、東京時間は、ポンド円などの下落を受け111円台半ばまで下落する軟調な展開となった。ロンドン時間、日経平均先物が軟調となり、米10年債利回りが低下すると、ドル円は111円台を割り込み110.87円まで下落。NY時間、1-3月期米GDP改定値が1.2%(予想0.9%)と上振れると、ドル円は111.42円まで上昇。その後は、英米市場が三連休前の週末という事もあり、ポジション調整が先行し111.30円でクローズをむかえた。

ドル円、英米市場休場でもみ合いか。

週末のG7は無難に終了。しかし、今朝方、北朝鮮がミサイルを発射し、ドル円は大きな下押しは無かったが、北朝鮮情勢は継続。またロシアゲート疑惑もあり、ドル円は上値が重い展開が続きそうだ。テクニカル的には、現在週足ベースで一目均衡表の雲間際(雲上限111.21円)・転換線(111.24円)となっており、111円台前半での攻防といったところか。

☆戦略

◎買い
111.80買いポジション
<TP114.00/SL109.80>

注)本日の予想は5月29日9:45に寄稿したものです。売買戦略は、あくまで参考であり、取引の推奨や利益を保証するものではありません。また、上記レートは弊社外貨exの提示したレートを参考にしたもので、実際の取引可能なレートと異なる場合があります。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想