外為サマリー:1ドル111円20銭台に下落、売り一巡後も戻り鈍い

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/05/26 17:18
 26日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後5時時点で1ドル=111円24銭前後と、前日午後5時時点に比べ60銭弱のドル安・円高となっている。

 欧州時間のドル円相場は一段安の展開で、午後4時前には111円20銭台に下落。来日中のブラード米セントルイス連銀総裁が「米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げに向けた計画は過剰に積極的かもしれない」と発言したことが引き続き影響しているもよう。また、複数の米メディアが25日に「ロシアゲート」でクシュナー上級顧問が捜査対象になっていると報じるなど、米政治不安が依然として根強いこともドルの重荷となっているようだ。売り一巡後はやや下げ渋る動きをみせているが、手掛かり材料に乏しく戻りは鈍い。

 ユーロは対円で1ユーロ=124円74銭前後と同1円弱のユーロ安・円高。対ドルでは1ユーロ=1.1217ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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