明日の為替相場見通し=OPEC総会の結果を注視

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/05/25 18:01
 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、石油輸出国機構(OPEC)総会の結果に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=111円00~112円50銭。

 この日は、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の内容がハト派的と捉えられ、ドルは111円半ばから後半での値動きとなった。市場は、OPEC総会の結果を注視している。協調減産の延期が決まる見通しだが、減産幅の拡大などより踏み込んだ決定があるかが焦点だ。OPEC総会を経て原油価格が一段と上昇するようなら、リスクオンのドル買いも期待できる。今晩はブレイナード米連邦準備制度理事会(FRB)理事の講演などが予定されている。あすは朝方に4月消費者物価指数が発表される。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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