今夜から明朝の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也

著者:神田卓也
投稿:2017/05/25 16:20

今夜から明朝の注目材料は

東京市場のドル/円は、手掛りを見い出せずに111.50-70円前後の小幅な取引レンジでもみ合いました。欧米市場の動きに期待したいところですが、まずは注目イベントを確認しておきましょう。

5/25(木)
17:30 英1-3月期GDP改定値
18:30 南ア4月生産者物価指数
21:30☆ 米新規失業保険申請件数
未定 南ア中銀、政策金利発表
23:00☆ ブレイナード米FRB理事、講演
26:00 米7年債入札(280億ドル)
26:00 コンスタンシオECB副総裁、講演
未定 ☆ OPEC定例総会(ウィーン)

5/26(金)
08:30  日本4月消費者物価指数
※☆は特に注目の材料

米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を消化して、動意を失いつつあるドル/円を大きく動かすには、今夜のイベントではやや力不足かもしれません。再び史上最高値を伺う勢いのNYダウ平均や、9ヶ月の減産延長が見込まれるOPEC総会後の原油相場の動向がカギとなりそうです。

(欧米時間のドル/円予想レンジ:111.000-112.200円 )
神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
配信元: 達人の予想