外為サマリー:1ドル111円半ばで一進一退、FOMC議事録受け軟化地合いに

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/05/25 10:37
 25日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=111円61銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭強のドル安・円高で推移している。

 5月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録は想定よりハト派的だったとの見方から、ドルは下落。米連邦準備制度理事会(FRB)の資産縮小は緩やかに進むとの見方から米長期金利は低下した。112円台での上値の重さが意識されていただけにFOMC議事録を受けた軟化地合いが強まった。この日の東京市場に移ってからも上値の重い展開が続く。きょうは石油輸出国機構(OPEC)総会が開催され、原油価格動向にも関心が向かっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1224ドル前後と同0.0040ドル強のユーロ高・ドル安だった。対円では1ユーロ=125円26銭前後と同10銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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