外為サマリー:一時112円目前に上昇、米連銀総裁のタカ派的発言でドル買い

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/05/24 10:33
 24日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=111円83銭前後と前日午後5時時点に比べ60銭強のドル高・円安で推移している。

 前日のニューヨーク市場は、米4月新築住宅販売件数が予想を下回ったが、NYダウや米長期金利が上昇したことを受け、ドルは一時111円86銭まで買われた。

 この日の東京市場に移ってからも堅調に推移。ハーカー・米フィラデルフィア連銀総裁の利上げに前向きな発言が伝わったことから、ドルは午前8時50分過ぎに一時111円99銭と112円乗せ直前まで買われた。ただ、その後は売りが優勢となり午前9時20分過ぎに111円73銭まで値を下げる場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1188ドル前後と同0.0060ドル強のユーロ安・ドル高だった。対円では1ユーロ=125円10銭前後と同横ばい圏で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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