午後:債券サマリー 先物は小反発、流動性供給入札は順調な結果

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/05/23 15:56
 23日の債券市場で、先物中心限月6月限は小反発。この日に実施された流動性供給入札が順調な結果となったことを受け、午後にかけて強含んだ。

 午前の債券先物は、前日終値を挟んで方向感なく推移。22日の米長期債相場が反落するなど手掛かり材料に乏しく、全般的に模様眺めムードが強かった。午後は、流動性供給入札の応札倍率が3.55倍と一定の需要を集めたことを好感。あすは日銀の国債買いオペが予定されていることも需給面での下支えとなった。

 この日の先物6月限は150円55銭で始まり、高値は150円60銭、安値は150円52銭、終値は前日比4銭高の150円59銭。出来高は1兆4786億円となった。

 現物債の利回りは、10年債が前日に比べ横ばいの0.045%、20年債が同0.005%低下の0.560%、30年債が同0.010%低下の0.795%だった。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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