外為サマリー:1ドル111円10銭台に切り返す、英爆発事故などに警戒感も

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/05/23 10:29
 23日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=111円14銭前後と前日午後5時時点に比べ10銭強のドル安・円高で推移している。

 前日のニューヨーク市場は、米長期金利の低下で一時110円93銭まで下落する場面があったが、その後、長期金利が持ち直すとともに111円30円台に切り返した。

 この日に入ってからは午前7時過ぎから再度、ドル売り・円買いが活発化し、午前8時50分過ぎに110円86銭まで下落した。米紙によるトランプ政権の「ロシアゲート」絡む報道が警戒感を呼んだほか、英国マンチェスターでの爆発事件がテロの可能性が高いこともリスク回避姿勢を強めさせた。ただ、110円台後半では値頃感からの買いも流入し午前10時に向け111円10銭台を回復した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1239ドル前後と同0.0060ドル強のユーロ高・ドル安だった。対円では1ユーロ=124円92銭前後と同50銭強のユーロ高・円安で推移している。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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