ドル円、材料難で小動き。

著者:遠藤寿保
投稿:2017/05/23 09:45

マーケットコンディション

昨日のドル円は、111.14円で始まると、東京時間は、週末の北朝鮮のミサイル発射などのリスク要因はあったが、日経平均株価などの堅調を受け111.60円まで上昇。その後も小動きながら堅調推移となった。ロンドン時間、新たな材料が無い中、欧州通貨が堅調となり、ドル円も111円台前半で底堅く推移した。NY時間、メルケル独首相が「ユーロは弱すぎる」とユーロ高容認発言があり、ユーロが上昇すると、ドル円は110.94円まで下押ししたが、その後NYダウ平均が堅調に推移すると、買戻しが先行し111.28円でクローズをむかえた。

ドル円、材料難で小動き。

メルケル首相が、ユーロ相場に言及するのは珍しいが、方向性を決めるほどではなさそうだ。ドル円は、材料難もあるが、動きにくそうである。現レベルでは、底をつけたとも言いがたいが、ロシアゲート・北朝鮮問題などから、積極的には買いに出にくい。一旦は様子見。

☆戦略

◎買い
111.80買いポジション
<TP114.50/SL109.80>

注)本日の予想は5月23日9:45に寄稿したものです。売買戦略は、あくまで参考であり、取引の推奨や利益を保証するものではありません。また、上記レートは弊社外貨exの提示したレートを参考にしたもので、実際の取引可能なレートと異なる場合があります。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想